多くの若者は高校生まで実家に住んで暮らしてたと思います。
高校の頃に寮住まいだった学生も一部居るでしょうが、全体的に見ると親元の実家暮らしが多いでしょうし、近くの大学へ通ってる若者ならその時点で、まだ実家生活を送ってた筈です。
しかし、僕が言いたいのは「働き始めたら独り暮らしをスタートした方が良い」という事。
これは実家の近くの会社に就職した場合も同じですね。
どうして独り暮らしを推奨するかと言うと、そっちの方が親からの自立心が芽生えるからです。
いやいや、実家で親と一緒に暮らした方が貯金も貯まるし、親の面倒も見れるから好都合やんと反論されるかもしれないけど、僕の経験からすると自分が成人になってまで親元にずっと居座ると、そのうち親との口喧嘩が絶えなくなります。
親にガミガミ言われるのが鬱陶しくなるんですね。
これ、何故そうなるかと言うと、自分がこれから人生を歩んでいきたい生き方と、親が望んでる生き方に「大きな違い」があるからです。
例えば、自分はミュージシャンに成りたいのに、親は医者に就かせたいとかね。
親は当然、子供の幸せを思って意見するのですが、大なり小なり子供が考えてる将来のビジョンとは掛け離れています。
特に危険なパターンは、幼い頃からずっと親の期待通りに人生を選択してきたエリートの家庭です。
何故なら、そういう親は「子供がこちらの指図通りに従うのが当たり前」という考え方に頭が凝り固まってるからです。
もしも子供が反論するようなら「どうして今までは言う事を素直に聞いてきたのに、今回は親に歯向かうの?」とビックリする訳ですね。
だから子供側からすれば、大人へ成長していく段階で、自分の親に「僕は反対されても自分のやりたい事をして生きていくよ」と時折、伝えた方が良いと思う。
要するに、早いうちから親を慣れさせるといった習慣化が必要。
後々になって親が大きなショックを受けるよりはマシですよ(笑)。